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既卒就活の進め方

既卒の就活体験談

アルバイト経験のみの夢追い人の僕が、就職できるまでの一部始終

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いままで一度も正社員として働いたことがなくて、就活をするにも何から始めていいのかわからず、不安でいっぱいになっていませんか?その気持ち、めちゃくちゃわかります。

 

僕は、親に数百万円かけてもらって、手に入れた“新卒カード”を手放し、フリーターをやりながら夢追い人として4年間、地を這いながら生きていました。

そして、ご多分に漏れず夢破れ、就職をしなければならない状況になってから、自分の「就職についての知識や情報の無さ」に初めて気づき、絶望しながらも、手探りで何とか就職まで漕ぎつくことができました。

 

この記事では、そんな僕の「大学卒業から就職に至るまでのストーリー」をお伝えすることで、初めての就活で苦しみ、迷っている方の参考になればと思っています。

 

 

やりたいことを優先して味わった地獄

面白いポーズをしているスーツ姿の男性

既卒になったきっかけ

そもそもなぜ僕が既卒になったかというと、ずっと昔からやってみたいことがあって、大学在学中にいろいろと悩んだ結果、そっちの道に進むことに決めたからです。そのやりたいこととは「お笑い芸人」でした。

当時M-1グランプリが全盛期だったためか、お笑いがブームになっている時期でもありました。入ったお笑い養成所の同期も過去最高の人数で、ぎゅうぎゅう詰めの、夏は熱く、冬は寒く、常に臭い稽古場で、芸人になるべく切磋琢磨していました。

新卒での就職活動

大学在学中も就活をしなかったわけではありませんでした。が、三年生の頃には、もうお笑いの道に行くことを決めていたので、就活は一つの経験として、お遊び程度にしかしていませんでした。(当時面接してくれた会社の方、すみません。)

好きだったラーメン店の会社や、某有名AV制作会社など、4社くらい選考を受けました。そのうちAV制作会社は最終選考まで残りましたが、受かっても入社する気はなかったため、逆に受かったら断るのが気まずいという身勝手な理由で、最終面接には行きませんでした。(AV制作会社の人事の方、本当にすみません。お詫びに今でも利用しています。)

 

バチが当たった?

そんなふざけた就職活動をしていたせいか、芸人時代はさんざんでした。養成所を含め通算4年間の歳月を、一応芸人として過ごしましたが、得た収入は3000円でした。月収でも年収でもありません。4年間で3000円です。

生活費は、アルバイトを掛け持ちして賄っていましたが、ネタ作り、ネタ合わせ、お笑いライブ、バイト、の繰り返しで休みはもちろん睡眠時間も無い地獄の生活。

お金もどんどん減っていくので、資金繰りが苦しくなってくるとクレジットカードのキャッシングを利用し、リボ払いで支払いを後ろ倒しにして、なんとか生活していましたが、そんな生活がいつまでもできるわけもなく、4年で生活は破綻。芸人の夢をあきらめて、就職を決意しました。

 

社会の洗礼を受けた就活

残念と書いてある写真

転職サイトに登録するも選考が通らない

まず就職活動ということでぱっと頭に浮かんだのが、就職サイトです。当時の僕は、就職活動というものに対して、圧倒的な情報弱者でした。たしか、リクナビNEXTや、マイナビ転職などというサイトにいくつか登録し、応募しては書類選考で落とされる、ということを何回か繰り返しました。後でいろいろと調べて分かったのですが、転職サイトにもいろいろと特徴があり、僕が最初に登録したものは、正社員経験があったうえで転職をする際に適したサイトだったため、アルバイト経験しかない僕は、なかなか選考が通らないということになってしまっていたんですね。

 

初めてのハローワーク

で、次に浮かんだのがハローワーク。結論から言うと、5社ほど受けたのですが、ほとんどの会社で書類選考が通って、面接まで進むことができました。

ハローワークで迷ったのは、アルバイトは職歴に書いていいのか(OK)、芸人は職歴に入るのか(とりあえず書いてOK)、希望職種と言われてもどんな職種があるかわからない(一旦営業で記入)、などありましたが、相談員さんと話をしながら、一つ一つ解決していきました。

 

今でも忘れない「白い靴下」事件

面接での失敗は、忘れもしません。落ちた二社のうち、一社の面接では、面接初心者あるあるの「白い靴下」で行ってしまったのです。さらに運悪く、その時の面接は、集団面接でした。紺やグレーの靴下の中に、さんさんと輝く白い靴下。顔から火が出るほど恥ずかしく、悔しかったのを覚えています。

もう一社の面接では、今度はしっかり紺色の靴下を履き、身だしなみは完璧でしたが、志望動機を聞かれたときに、自分でもびっくりするくらいしどろもどろになって、面接官に半笑いをされた時点で、不採用を悟りました。今思うと、100%聞かれるであろう志望動機を、大して考えずに行った僕は、よっぽど就活に対しての知識がなかったんだと思います。

 

ハローワークで二社就職

そんな失敗をしましたが、結局3社に採用をもらいました。一つ目は、不動産賃貸の窓口営業でしたが、面接の際、若干胡散臭い感じがしたのと、不動産賃貸業界にあまり良いイメージをもっていなかったので、辞退しました。

二社目は、玩具などの雑貨の卸売の営業で、入社をしたのは良いですが、試用期間三か月ほどで正社員になるという内容だったはずが、入社初日に教えてくれていた先輩に二年くらいたたないと正社員になれないことを聞き、一日だけ行って辞めました。

もう一つ採用をもらっていたスポーツ用品の卸売の営業に、いったんは落ち着くことになったのですが、教育体制が整っていなくて(今思うと自分の責任も大いにありますが)、よくわからないまま仕事をしていたのと、加えてサービス残業の疲れもあって、ミスが重なってしまい、結果的に半年でクビになりました。

 

やっと出会えた既卒専門のエージェントで人生が変わる

採用内定通知書の写真

大学時代の友人が教えてくれた既卒専門のエージェント

二社目をクビになったあと、途方に暮れていた僕ですが、そのときたまたま会った大学の友人から「既卒専門の就職エージェント」があることを教えてもらいます。僕は、藁にもすがる思いで、教えてもらった「いい就職.COM」というエージェントに面談を予約しました。今思えば、これが転機でしたね。

その時から10年近く経ちますが、教えてくれた友人には、いまでも感謝しています。

 

とんとん拍子で就職へ

ガッツポーズをしているスーツ姿の男性

一人じゃない安心感

エージェントを利用して、まず感じたのは、一人で就活をする不安が解消されたこと。面談の中で、自分に合っている仕事は?やりたいと潜在的に思っている仕事は?学歴や経験、能力を踏まえて、今の僕にできる仕事は?そもそもどんな仕事がある?等ということを、丁寧なヒアリングと説明で、明確化していってくれます。今まで孤独に、手探りでやっていた就活に、心強い味方ができたようで、安心したことを覚えています。

 

いくつかある選択肢から選んだ一社

最初の面談は、時間としては二時間くらいだったと思いますが、前述のキャリアコンサルティング的な話の後に、三社ほど求人を提案してもらいました。

二つは営業職で、一つは未経験OKなSEの仕事でした。お笑い芸人での経歴から“人と接して、相手に喜んでもらえる仕事”が合っているのでは、という結論に至ったのと、一応前職で半年ほど営業経験があったこともあり、その中の「人材派遣・紹介会社での営業職」の選考を受けることに決めました。

 

履歴書・職務経歴書の書き方や、模擬面接まで徹底サポート

さらに心強かったのは、履歴書や職務経歴書の書き方、面接での作法、志望動機や自己アピールなどを、教えてくれたこと。

とくに、面接のときに必ず聞かれる志望動機や、自身の強みなどは、一人で就活をしているときは、これでいいのかな、と半信半疑のまま言っていたので、内容はともかく、自信がなく聞こえていたと思います。

採用する側になった今だからわかる、面接結果を左右する最も重要なポイントは、話す内容よりも、表情や声の大きさから見て取れる「自信」です。その自信を、エージェントの面談を通して、得ることができたことが、一番大きな収穫だったと思います。そのおかげか、希望していた「人材派遣・紹介会社での営業職」で見事、就職を決めることができました。

 

5.「人材派遣・紹介会社での営業職」ってどんな仕事?

ミーティング中の写真

会社と人をつなげる仕事

人材派遣・紹介会社での営業職は、一言でいうと「仕事を探している人と、人材を探している企業を、つなげる仕事」です。求職者からは「こんな待遇で、こんな内容の仕事がしたい」という希望を聞いて、それに合った仕事を紹介します。その人の強みを把握し、企業へ提案することで、採用をもらうサポートをします。

会社からは、いつまでに、こんなスキルを持った人材を紹介してほしい、というご依頼をいただいて、その要件に合った人材を紹介します。その会社を選んでもらうため、また入社後のギャップを軽減し早期退職を抑止するため、紹介先の良いところや社風、業務内容を、事前にしっかり求職者に伝えます。

派遣の場合は、入社後もずっとサポートをしていきます。お互い気持ちよく勤務できるように、双方の悩みや不満を聞いて、できるだけそれを解消するため、派遣社員と派遣先の間に入って、立ち回ります。

非常に大変ですが、同時にすごくやりがいのある仕事です。

 

「白い靴下」から10年、現在の僕

現在の僕は、10年前就職した「人材派遣・紹介会社」で今でも勤務しています。もちろん一筋縄ではいかなかった10年でしたが、営業としてある程度結果を出し、入社3年目で支店の立ち上げに携わった後、支店長に着任。いまでは10人の部下をマネジメントして、9支店ある中でトップの売り上げを出しています。夢をあきらめて、就職を決意し、恥をかき悔しい思いをしながら就活をしたことが、いまでは懐かしく思い出されます。

初めての就活で、同じような思いをされている方もいると思いますが、大丈夫です。アルバイトも立派な職歴ですし、今まで自分がやってきたことを一つ一つ棚卸しすれば、アピールできることはきっとあるはずです。そして、それに自信を持ち、自分に合った会社に就職するためにも、既卒専門のエージェントを活用することをおススメします。

きっと良い就職があなたを待っています。面接は、くれぐれも「グレーの靴下」を履くことをお忘れなく。

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就職案内人 ”SPC”

人材系企業勤務10年(うち4年は支店長として勤務)の転職・採用市場の専門家。 既卒として就活を経験 詳しいプロフィール情報はコチラ

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